友弥ノート酸化防止剤無添加ベーリーA 赤・ミディアム・辛口2023

2023年山形県産マスカットベーリーA種で醸造。仕込みからボトリングまで酸化防止剤を使用していません。さらに樽のニュアンスもあり、程よい樽の香りがします。
こちらのワインの原料は2代目友弥さんの甥っ子さんが栽培した原料を使用しました。私からみれば『はとこ』になります。2代目友弥の血を引き継いだ人の結晶ワインです。
商品の名前の通り、2代目の佐藤友弥が使用していた醸造ノートをベースに1970年代に発売せれていた酵母を使用するなどし、30年前のワイン醸造を再現してみました。細かいメモ的な物が、多いノートですが、自分よりもはるかに高い熱意で醸造していることが感じられました。祖父は口数は多い方ではありませんでしたが、とても優しかったです。よく一緒に共同浴場に連れて行ってもらいました。35年前の共同浴場は、シャワー無・石鹸無しでしたが、当時は一人30円でした。小学校4年生のころには、祖父の趣味であった、プロレスを一緒に隣町までみにいきました。タイガージェットシンがリングから降りてきて、対戦相手ともめている時に、投げたパイプイスが祖父の膝に当たり、骨にヒビが入った事がとても印象に残っています。抽象的すぎますが、祖父の様な、とても優しい味わいになっています。このワインを飲みながら、少し話のネタに『自分の祖父や家族はこうだった』的な話をしながら飲んでいただけましたら幸いです。

タイプ:赤・辛口・ミディアム
アルコール分:12%
内容量:750ml
販売価格 2,332円(内税)
購入数


About the owner

佐藤和洋

創業は1940年(第二次世界大戦中)。 「歴史を刻む味わい、老舗ワイナリーの至高の品」ぶどう農家との共存共栄を目指、山形県産ぶどう(果実)を100%使用しています。生産量の90%が山形県内で消費されている地域密着型ワイナリーです。 工場は赤湯温泉街の中心にあります。家族中心の小さいワイナリーですが、大量生産は行わず、丁寧なワイン造りを心がけています。

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